コラーゲンと聞けが、誰でも美容のためと思ってしまいますよね。
それほどに最近はテレビCMや雑誌などにコラーゲンは紹介されていると思います。
確かにこれらの働きもコラーゲンの持つ役割としては重要ですが、
では、それはどんなメカニズムがあるからでしょうか?
コラーゲンの分子は非常に小さな棒状の形をしています。
この分子が3本絡み合って、3重のらせん構造になっているのです。
言い換えれば、三つ編みのロープのような状態がコラーゲンの形です。
このロープが規則的に集まっていて、人の体の器官のあちこちに存在し、
これらの分子同士が結びついてしっかりと結合しているのです。
健康であればこれらのコラーゲンが切断されることはないのですが、
身体に異変が生じると切断されてしまうのですね。
コラーゲンは熱にも弱いです。これは、切断されるのではなく、
らせんが解ける状態と考えましょう。それぞれがくちゃくちゃに乱れてしまいます。
つまりは環境の温度に左右されやすいわけで、人間や牛・豚等の持つコラーゲンは約40度強で、
魚等は約0度〜約25度で解けてしまいます。
この性質は、他のたんぱく質のように熱を加えると固まる性質とはまったく反対です。
私達が食物やサプリメントから摂取するコラーゲンの大半は、熱によってゼラチン化されていますので、
ある程度までバラバラになった形で体内に吸収されます。
その後、摂取されたコラーゲンはそのままの形ではコラーゲンになれないのですが、
分解という過程を経て吸収された結果、アミノ酸になりますので、
そのおかげで人間用のコラーゲンが生み出されるわけです。